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花会式の造花

花会式は3月30日から始まります。

28日に薬師三尊のお身拭いを行い堂内の荘厳が始まります。

「花会式」と呼ばれるように10種類の造花を堂内に供えます。

  001002003 004 この造花は、増田家、橋本家ので代々作られてきました。

作業は年末から準備が始まり正月明けから本格的に作業が始まります。

和紙を薬草等で染め、花弁の形に裁断、絞り、と細かい作業とです。(画像は山吹の花弁と葉の裁断と手のひらの上で花弁を形に整える作業、竹の軸に続飯で葉をつける作業)010 011 Photo

このとき使用するノリは、米の粉を水に浸し火にかけて練りあげたものと、ご飯粒をつぶしたもの”そっくい”【続飯(そくい)】を用途により使われます。

使用している和紙には薄いものから厚いものまであり、昔ながらの続飯が現代ののりや、ボンドよりよく接着するそうです。

一見華やかな造花も、作り手は力のいる作業です。

続飯作りは、ご飯を竹べらでつぶし、ただ練るのですがご飯粒が無くなり餅のようになってきます。すると粘りが出てきます。練る方も力が要ります。このとき使用するご飯は餅米ではなく、通常食べているご飯を使用します。沢山のご飯を一度につぶすことはむらができてしまい使えないそうです。50粒ほどでしょうか、粒粒が無くなり粘りと艶が出てくると完成です。Photo_2 Photo_3

※続飯は乾燥に時間がかかりますが、強力なことから、ボンドが開発される以前は、木工細工に使用されていたようです。

木と木を接着して今度は接がそうとすると接着面ではなく他のところが割れるほど強力だそうです。現代でも箪笥、椅子などに使われているそうです。

合掌

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